3つの「きぎょう」
学科の目標
科目の構成
専門科目
経営と情報
「情報」を学ぶ
資格に挑戦

 

■ 経営情報学科の教育目標


 品質管理や工程管理など生産管理に端を発した科学的管理の諸方法は、わが国企業の発展に大いに貢献してきました。しかし、第三次産業の占める割合が増加するにつれて、管理の対象も生産分野にとどまることなく、人間関係や組織に対する管理も含め、広く経営一般に広がるとともに、サプライチェインマネジメントなどに代表される経営情報システムの支援が不可欠の要件となってきています。また、インターネットの爆発的な普及に伴って、いわゆるeビジネスなど、従来の経営手法とは異なる経営の形態が出現し、経営における情報の役割は今後ともますます増大することが予想されます。このような社会状況に鑑み、情報学部経営情報学科では、企業や経済を理解し、経営全般にわたるマネジメントを担当できる人材の育成にあたります。特に、情報システムを設計・運用し、企業活動全体を支援することができ確かな情報技術を身につけた経営管理技術者の育成を目的としています。

 情報学部経営情報学科では、上記の教育目標を実現するため、以下の教育を具体的に実践していきます。

@経営のさまざまな活動において情報技術は不可欠の要素となっています。このため、基軸科目として配置されている科目群を履修することによって、ソフトウェア、ハードウェア、プログラミングなどの基礎的情報技術を修得します。

A経営管理の主な対象は企業活動であり、企業や企業を取り巻く環境に対する理解が必要となってきます。また、企業活動の結果が表明されている財務諸表を読む能力も要求されます。このため、経営や会計に関する基礎的知識を修得します。

B経営管理の必要性は、生産分野にとどまることなく、販売、財務、労務など広範囲にわたります。このため、生産管理、品質管理に加え、マーケティング、物流など経営のさまざまな職能における管理の役割を理解します。

C情報手段、情報技術を活用したプレゼンテーション、またインターネットを利用したコミュニケーションは企業活動に必要不可欠な条件です。このため、特にWebを活用しうる技術を学びます。

D情報を経営に活かすためには、得られた資料を的確に分析し、処理することが必要です。データを分析し、計画を立てる数理的方法、データを処理するためのコンピュータの利用法について学びます。

 
 



「情報」は現代の経営には不可欠

 



会計の知識も学びましょう

長崎総合科学大学 情報学部 経営情報学科